POOR LOVE

静かな断末魔

眠気は到来する

わたしの自律神経はテレビの砂嵐のごとく混沌そのものであり、そのため、眠れない夜というのは往々にして存在します

そんな時はいつも、無理やり眠ろうとはしません だって、その試みが無駄であることを、山積した時の中で心得ているから 

眠ろう眠ろうと目を閉じたって、緊張して心拍数が上がって、より変なところに脳が入り込みます だから、電気を消して横になったまま好きなことをします。動画を見たりくだらんソシャゲをしたり、文章を書いたり読んだり、いろいろ……。

そうしていると途中から、現実の思考に妄想が混ざり始め、どんどんその気配が濃くなっていきます。妄想が、覚醒した思考の濃度を越えたあたりで、意図的にスマホの画面を暗くします。このタイミングをミスると、入眠に失敗します。とても繊細なやりとりがそこにはあります。向こうの自分とこちらの自分の間で、気を遣い合い、うまく橋渡しをする第三者視点の自分 とてもややこしい感じになってきました 若干彼岸の自分が強くなったタイミングでうまく画面を消せると、入眠時の微睡みのような快適な季節を過ごし、眠りにつくことができます。これらは、あくまで遠くからやってくる眠気を受け容れるにすぎない行為です。次の日の予定は基本遅刻します。以上です。

 

 

 

 

-今週のお題-

「眠れないときにすること」