POOR LOVE

静かな断末魔

高熱-2023.10.22

何かに乗っ取られてるような感覚 自分でないものが自分を操作しているような 体も心も痛みしか自分のものだと思えない 口からスラスラでてくるこの文字列たちは、私が人間社会を25年とちょっと生きてきて自動化されたモビルスーツが勝手に機能しているに過ぎない。それなのに景色はどんどん通り過ぎて、選択を余儀なくされる 高速で走る列車に乗せられて、どこに行くとも知らず 窓も開かないし誰一人いない 怖くて不安で衝動的に窓をぶっ壊して飛び降りたくなる その衝動ですら私の手の中にはないのに 自分不在のまま自分による自分のための人生が、ものすごい速さで走っていく 線路上のものを撥ねながら 恐ろしくって仕方ないよ 今私はかわいいですか?それとも醜いでしょうか 今ここに生きているかどうかさえ、ステージの上でしか確かめられない 結局私は、ぽっかり開いたぐずぐずに膿んだ穴を、何かでギチギチに埋めて欲しいだけのメスなんだろう ただのメスだから、思想なんてなくって当たり前なのかもしれない。熱い紅茶が飲みたいです